管理栄養士にアンケート調査を実施!その結果は…?

 集計方法は以下の通りです。

1位・・・3点
2位・・・2点
3位・・・1点

として、それぞれ合計点でランキングを作成しました。

 5位には、あの2つの食材がランクイン!

different ways of cooking eggs
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第5位:卵、海藻類 9点

 卵を選んだ理由は…。

  • 安価で必須アミノ酸が多い良好なタンパク質源で、料理の幅も広いから。
  • 食物繊維、ビタミンC以外はほとんど含まれていて手軽な完全栄養食。
  • ゆで卵にすれば、いつでもどこでも持ち歩けて間食代わりにもなるから。

 海藻類を選んだ理由にはこちらです。

  • カルシウムや鉄分などのミネラルの補給に、また食物繊維やβ-カロテンなども含まれているため、肥満予防や免疫力アップも期待できるから。
  • 食物繊維が豊富で美肌・ダイエット効果と、食前に摂取する事で 血糖値の急上昇と、食べ過ぎを予防するため。

 食べている海藻の種類はもずく酢やわかめ、めかぶ、海苔が挙げられていました。

 4位にも2つの食材が同着ランクイン!

various kinds of vegan protein sources
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第4位:豆乳、ナッツ類 10点

 豆乳を選んだ理由として、以下が挙げられました。

  • 美容、ダイエット効果がある事と、飲み始めてから生理痛が軽減されたため。
  • 大豆イソフラボンがとれる、いろんな料理に活用できる。
  • 手軽に植物性のタンパク質がとれるから。

 ナッツ類については食べている種類はさまざまでした。

  • ピーナッツ:個人的に好きなのと、噛むことで頭が働くし、食べ過ぎの予防にもなるため。
  • アーモンド:抗酸化ビタミンでもあるビタミンEが豊富で必須脂肪酸などがとれる。
  • クルミ:整腸作用、頭の回転が早くなった気がするから。

 ナッツは良質な脂質もとれますが、カロリーも高いので、「素焼き」を選ぶのが余分な脂質をカットするコツです。

 3位には健康効果の高いあの野菜がランクイン!

broccoli in an old metal colander
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第3位:ブロッコリー(ブロッコリースプラウトも含む)14点

 こちらは過半数の18名が回答するという結果に! 理由としてこのようなものが挙げられていました。

  • 抗酸化作用が強く、疲労回復に効果的だから!
  • 風邪予防ビタミンCと葉酸摂取のため。
  • 栄養満点で、野菜の中でもアミノ酸が多めだから。
  • ゆでて塩、ごま油をかけるだけで一品になり子どもがバクバク食べる。栄養価が高いから。

 スプラウト派の意見はこのようなものでした。

  • 生野菜として簡単に使用でき、抗酸化作用も他の野菜よりも優れている。毎日少しずつ摂取でき、肝機能も高めてくれる。

 やはり風邪予防や免疫力UP、栄養価と抗酸化力の高さがブロッコリーの魅力です。普段なかなか手に取らないという方は冷凍野菜としてもコンビニやスーパーで手軽に買えるようになっていますので、副菜やスープにちょい足しするのもよいですね。

 2位はあの発酵食品がランクイン!

greek yogurt in a glass jars
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第2位:ヨーグルト 19点

 こちらも18名が回答しました。

 理由としてはこのような声がありました。

  • デザートの代わりにもなる発酵食品。幼い子供から高齢者まで誰でも簡単に食べられる。
  • ヨーグルトによって乳酸菌の種類が選ぶことができる。
  • 腸内環境を整える、免疫を強くする。
  • ヨーグルトは便秘予防につながる。

 中にはきな粉や亜麻仁油をプラスして、さらに健康効果を高めている方もいました。

 ヨーグルトは腸内環境改善だけでなく、カルシウムやタンパク質補給にも優れた食材です。そのままでも食べられますが、フルーツやグラノーラを入れてボリュームを出したり、料理に使ったりと活用の幅が広いのも魅力です。

 そして1位は、日本の食卓におなじみのあの食材!

natto
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第1位:納豆 40点

 こちらも18名がTOP3に選んだ食材です。選んだ理由を見ていきましょう。

  • 良質なタンパク質であるため。発酵食品であり、食物繊維摂取にもなり、腸内環境の整える働きもあるため。
  • 栄養価が豊富。ダイエットや美肌にも効果的。安いし・食べるものが無いという時もそれだけで食べられるから。
  • ごはんにもパンにもパスタにもあうから。更年期にも効果が期待できるため。
  • サポニンやカリウムによる高血圧予防効果、レシチンによる疲労回復効果、イソフラボンによるアンチエイジング効果など、様々な効果が期待できるため。

 納豆は手軽に必要な栄養を補えるNo.1食材です! 白米だけで食べるよりも納豆を一緒に食べた方が、よく噛むことにつながり、さらに食物繊維がとれるので血糖値の上昇を抑えられるなどダイエット効果も期待できます。

 ぜひストックして毎日の食事にプラスしていきましょう!

ちなみに6位以降はこんな食材がランクイン!

 6位以下にランクインした食材を点数の多い順に紹介します。

  • えごま油
  • 玄米・雑穀類
  • 煎り大豆
  • 麹・塩麹
  • 高カカオ チョコレート
  • 生姜(パウダー含む)
  • 煎り大豆
  • 甘酒

 ランクインした食材は「良質な油」、「食物繊維」、「発酵食品」、「タンパク質」、「手軽さ」がキーワードになる食材が多い印象を受けました。やはり食のプロフェッショナルである管理栄養士さんは、栄養価が高く続けやすいものを積極的にとっているのですね。

 皆さんがよく召し上がっているものは、ランクインしていましたか?

 ネットやテレビではさまざまな健康食材が話題になりますが、食事は毎日のことなので、健康食材も自分にとって手軽で続けられるものが一番です。今回のランキングやとり入れ方も参考にしつつ、日々の食事を整えてみて下さいね。

ダイヤモンド・オンライン