コルベットファンの皆さま、お待たせいたしました。

完全電動の「コルベット」の開発が始まっていることを、ゼネラルモーターズのマーク・ロイス社長が明らかしました。ロイス氏によえば、「早ければ2023年にも同社がハイブリッド仕様の『コルベット』をリリースする予定がある」とも述べています。これはビッグニュースと言えるでしょう。

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ロイス氏が自身のLinkedinのプロフィールページにて、シボレー「コルベット」の未来を見据えた計画が進行中であることを明かし、雪が積もった平原でテストを行うクルマの動画をシェアしたのは2022年4月25日(月)のことです。

車体にはカモフラージュが施されていますが、全輪駆動の「C8」世代の「コルベット」を思わせるクルマの姿が映し出されています。ロイス氏の声明では、パワートレインの詳細については触れられていません。ですが、おそらく後輪にガソリンエンジン、そして前輪に電気モーター(複数のモーターの可能性もあります)を搭載した、ハイブリッド仕様ではないかと推察されます。

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果たして、搭載されるエンジンがベースとなる「C8」のプッシュロッド式OHVの6.2リッターV8自然吸気エンジンとなるのか? それ件に関しては明らかになっていません。また、「Z06」のフラットプレーン型クランクシャフト構造の5.5リッターDOHC LT6 V8エンジンとなるのか?についても、現時点では不明です。しかし、「Z06」の持つ670馬力を上回る合計出力となることが期待されます。

また、ハイブリッド仕様もしくは完全電動仕様の「コルベット」のネーミングについて、シボレーはまだ詳細を明かそうとしません。2020年時点にささやかれた噂を信じるのであれば、前者は「E-Ray」と呼ばれることが予想されます。完全電動モデルについては、いまだ噂レベルでネーミングすら出回っていません。

電動化バージョンの有無に関わらず、やはり「コルベット」はガソリンエンジンで乗りたいと希望する人もいることでしょう。ですが、もしかしたら心配は無用かもしれません。「完全電動モデルと並行して、ガソリンエンジンを搭載した『コルベット』の販売を継続する計画がシボレーにある』とロイス社長自身が語っていることを、アメリカメディアCNBCの自動車レポーター、フィリップ・J・ルボー氏がツイートしています。

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Source / Road & Track
Translation / Kazuki Kimura
この翻訳は抄訳です。